
仮想通貨を始めてみたい!

でも取引所が多すぎて…結局どこがオススメなの?
仮想通貨を始めるにあたって最初に悩むこの問題。
私が実際に2年間使ってみた仮想通貨取引所
上記4つの取引所の使用感と、メリット・デメリットを解説します。
この取引所が絶対にオススメ!ということはありません。その人の投資スタイルに合ったものを選択するのが正解だと思います。
国内取引所
日本国内で展開されている仮想通貨取引所の中で、常に人気上位な2社
こちら2社はどこのサイトでもオススメされており、実際使いやすく取引量も日本のトップとなっています。私も初めての仮想通貨取引所開設でしたら登録も簡単で見やすいこの2社のどちらかをお勧めします。
Coincheck /bitFlyer 【手数料比較】
取引所名 | Coincheck |
銘柄数 | 16種類 |
取引手数料 | 無料(スプレッドが実質手数料) |
入金手数料 | 【銀行振込】 無料(振込手数料別途) 【コンビニ入金】 3万円未満:(770円) 3万以上30万以下(1,018円) 【クイック入金】 3万円未満(770円) 3万円以上30万円以下 (1,018円) 50万円以上 (入金金額×0.11% + 495 円) |
出金手数料 | 407円(税込) |
取引所名 | bitFlyer |
銘柄数 | 15種類 |
取引手数料 | 無料(スプレッドが実質手数料) |
入金手数料 | 【銀行振込】 各銀行所定額 【コンビニ入金】 330円/件 【クイック入金】 住信SBIネット銀行から (無料) 住信SBIネット銀行意外から (330円) |
出金手数料 | 【三井住友銀行の場合】 3万円未満 220円 3万円以上 440円 【三井住友銀行意外の場合】 3万円未満 550円 3万円以上 770円 |
三井住友銀行を利用している人:bitFlyerが入手金手数料がお得
三井住友銀行以外を利用している人:Coincheckが入出金手数料がお得
手早くコンビニ入金で済ましたい人:bitFlyerがお得
銘柄数:Coincheckの方が多い(私のおすすめSANDが上場している)
取引手数料は両社どちらも無料となっていますが、実際にはスプレッドと呼ばれる売買時に発生する価格差が生まれます。このスプレッドが実際には手数料のようにかかるので、頻繁に売買を繰り返すとそれだけコストがかかってしまいます。
スプレッド=購入時価格−売却時価格
例えば1ビットコイン295万円の時に、10万円分購入しようとしたとします。
購入画面にいくと『295万円』だったビットコインが『300万円』で取引と出てきます。
売る時も同様で、『300万円』の相場になっているビットコインを売ろうと売却画面にいくと『295万円』と出てきます。(分かりやすいように簡略化した例。実際はもう少し細かい)
仮想通貨を購入する際には『販売所形式』か『取引所形式』のどちらかで取引することになるのですが、Coincheck・bitFlyerはどちらも『販売所形式』となります。
販売所形式は取引が簡単で取り扱い銘柄が多いのが特徴ですが、コスト(スプレッド)が多くかかってしまうというデメリットもあります。
取引所形式は取引が難しく(購入金額など細かく設定する必要あり)取引が成立しない場合がありますが、コスト(スプレッド)が低いというメリットがあります。
一見すると手数料が安く抑えられるので取引所形式が良いのでは?と思うかもしれません。
ですが正直かなり難しいので、初心者の方は自分に合った販売所形式で慣れてから取引所形式に挑戦してみるのが良いと思います。
Coincheck /bitFlyer 【取引額比較】
取引所名 | Coincheck |
最低取引額 | 500円 |
取引所名 | bitFlyer |
最低取引額 | 1円 |
少額すぎてほとんど変わらないように思いますが、ステラウォークなどのアプリで500円に満たない少額の仮想通貨を貰ったとします。
売買しようにもCoincheckの場合、最低取引額に満たないので取引ができない問題がありますがbitFlyerは問題なく取引できます。
私は仮想通貨を始めた時に、超少額でビットコインを購入したことがあり(確か50円分くらい)、何度か遊び感覚で取引をして慣れていきました。
何一つわからない、といった本当に始めて取引をする方は最初から高額の投資をするのではなく、ステラウォークのようなアプリで無料で貰ったコインを売買して慣れてから本格的に挑戦することをお勧めします。
もしくは何度も入金すると入金手数料が多くかかってしまうので(無料の場合を除く)、3万円を入金して最初は1,000円など少額から運用してみてはいかがでしょうか。
アプリから少額を貰う受け先はbitFlyerがお勧め
慣れるまでは少額投資で何度か売買した方が良い
海外取引所
国内取引所よりもハードルは高いですが、多くのメリットがある海外取引所の中から特にお勧めな2社
始めての仮想通貨投資にはあまりお勧めしません。ですが、慣れてきたら必ず使用したほうがコストも抑えられますし、何より仮想通貨の楽しさをより深く体験できると思います。
Bybit/Bitrue 【手数料・銘柄比較】
取引所名 | Bybit |
言語 | 日本語対応 |
取り扱い銘柄 | 200種類以上 |
入金方法 | 一部クレジットカードで日本円でドルを購入可能 |
スプレッド(手数料) | 狭い(安い) |
ステーキングサービス | 有り |
取引所名 | Bitrue |
言語 | 一部日本語対応 |
取り扱い銘柄 | 700種類以上 |
入金方法 | 国内取引所経由で送金する必要あり |
スプレッド(手数料) | 狭い(安い) |
ステーキングサービス | 有り |
初めての海外取引所の場合、操作に不安がある人はBybitがお勧め。
日本語に対応しているので操作も簡単ですし、国内取引所を経由しなくても日本円で入金できるのは大きなメリットと言えます。
Bitrueの利点はなんといっても取り扱い銘柄の多さ。他には無い銘柄でもBitrueなら購入可能の場合も多々あります。
超マイナーなコインを宝くじとして購入も楽しみの一つと言えます。(投資は自己責任で。基本的に無価値になると思って購入しましょう)
国内取引所と違い手数料は発生するのですが、その分スプレッドが狭く設定されていますので実質的な手数料はだいぶ抑えられます。
売買を繰り返して資産を増やしたい、といった場合には海外取引所を利用しましょう。
Bybit/Bitrue 【ステーキング比較】
ステーキングでいつでも払い戻し自由な銘柄をいくつか選定
取引所名 | Bybit |
銘柄 | 年間利回り |
BTC | 0.59% |
ETH | 1.2% |
USDT | 1.94% |
SOL | 0.98% |
SHIB | 0.55% |
取引所名 | Bitrue |
銘柄 | 年間利回り |
BTC | 1.9% |
ETH | 2.2% |
USDT | 6% |
SOL | 6% |
SHIB | 1% |
持っている通貨を預けるだけで配当が貰えるステーキング。
売買で増やすというより長期保有を考えている人は絶対にステーキングをしましょう。
始めたい時に始められ、やめたくなったら払い戻しが出来る手軽さも魅力です。
特にステーブルコインであるUSDTのステーキングはBitrueが6%と高配当!資産運用としてお勧めできます。
複数の取引所を利用するメリット・デメリット
自分の使っている取引所に上場していない仮想通貨を購入したくなった場合、他の上場している取引所を新しく登録することで購入することが出来ます。
【取引所⇨取引所】で仮想通貨を送金することで、新たに日本円を入金することなく取引を始められますので意外と手軽に行うことが出来ます。
メリット①アービトラージ(裁定取引)
仮想通貨の取引所はその一つ一つに市場が形成されています。
【取引所A】と【取引所B】で同一の通貨を取り扱っているのにも関わらず、市場の状況によって若干の価格差が生まれています。(日本の取引所ではほぼ差は生まれない)
ビットコインを【取引所A】で300万円で購入し、そのまま【取引所B】に送金。301万円で売却。価格差の1万円が利益となる
複数の取引所をあらかじめ開設しておくことで、価格差が生まれた場合に比較的リスクが低く利益を生み出すことが可能となっています。
実際にはそこまで大きな価格差が生まれることはほとんどなく、利益も少額となりますが、知っておいて損はありません。
メリット②様々なアルトコインを取引できる
あらかじめ複数の取引所を開設しておくことで、新規上場タイミングで素早く取引を開始することが出来ます。
取引所に新規上場する通貨は最初値動きが大きく、徐々に値動きが落ち着くといった傾向があります。価格が上昇する前に購入し、上昇したタイミングで売却することが出来れば大きな利益になる可能性があるのでメリットといえます。
失敗すれば値動きが大きいタイミングですので損失も大きくなることを理解した上で取引しましょう。
メリット③システム障害のリスクを軽減できる
ごく稀にではありますが、取引所はシステム障害によって取引が出来なくなることがあります。
そのタイミングで自分の欲しい通貨が上場したり、大きな値動きがあった場合に何もすることが出来ず、眺めることしか出来ないといった状況が生まれる可能性があります。
メリット④資産の安全確保
自分の使っている取引所がハッキングを受けた場合に、一点集中で資産を投資していた場合に全ての通貨を失うリスクを分散することが出来ます。
実際ハッキング被害はほとんどありませんし、被害に遭ってしまった場合も取引所からの補償で損失を埋められることが殆どです。それでもリスク分散は重要ですので、投資金額が大きくなる場合は取引所を分散した方が賢明だと思います。
デメリット①管理の手間が増える
取引所を開設するごとにパスワード・メールアドレスの登録を行います。
パスワードは全て同じでも問題ありませんが、当然安全性は大きく下がります。
海外取引所のパスワードを忘れてしまった場合、再発行する為にかなりの労力を要します。安全性を確保する為にも手間を惜しまずしっかり管理しましょう。
デメリット②税金計算
仮想通貨で利益を出した場合、税金が発生します。一つの取引所の税金計算ですらものすごく面倒です。もし5ヶ所の取引所で売買し、多くの利益を生み出していたら…考えるのが怖くなるほど面倒です。
私はデメリットの中で税金計算が一番大きいと思います。
まとめ
- 自分の使う銀行によって決めるのもアリ
- 欲しい通貨がある取引所で始めても問題ない
- 最初は慣れるまで少額で取引を
- 日本語対応のメリットが強いBybit
- 長期的に保有、運用していくならBitrue
国内取引所、海外取引所の特徴を比較してきましたが、自分に合った取引所は見つかりそうでしょうか?もしお役に立てたなら嬉しいです。
いくつか取引所を開設して自分に合った取引所を探すのも良いと思いますが、管理や税金計算が本当に手間ですので注意しましょう。
最終的にメインで運用する取引所が
国内取引所を1つ
海外取引所を1つ
くらいがそこまで手間がかからないので良いかもしれません。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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